オタクの大絶叫

よくしゃべるオタクです

理想郷を求め血の道を進む主人公が「JOKER FACE」でたどり着いたのは




いつもお世話になっております。
サトウです。
気づけば100年ぶりの投稿になっちまいました。


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先日、超特急が21thシングル「AwA AwA」をリリースし、週間1位を獲得するなどトピック満載のこのごろ。だっていうのに、ウチの心はアレに占領されている。

そう。「AwA AwA」のB面、「JOKER FACE」です。

AwA AwAカップリングには2曲あり、1曲は山下達郎氏のカバーである「クリスマス・イブ」ですが、もう1曲、AwA AwA内はおろか、超特急の全楽曲のなかでもかなり異彩を放つ1曲、JOKER FACEが3曲目で燦然と輝いております。いや、輝いてはいない。深淵からこちらを見ている。

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JOKER FACE、みなさん歌詞を隣に置いて、目と耳で確かめながら聴きましたか? すごくないですか? これ、超特急の持ち曲なんだ。あまりにも嬉しすぎる。これまでも、過去にブログも書いた七つの大罪モチーフ「Beautiful Chaser」、Beautiful Chaserを経て輪廻転生の果てに愛を絶やさなかった主人公の想いを綴る「Seventh Heaven」、神話やポップカルチャーを反映した「Jesus」といった、ファンタジー系の楽曲はゼロではなかったし、そのたびにオタクたちはひっくり返り、考察をしてきたわけです。

そんな、数年に一度ぶっこまれる強烈思想ソングに新たなる刺客登場。正直、上記のようなファンタジー系楽曲で一番好きかもしれない。好きというかなんというか、エヴァのL.C.Lのように、わたしの身体がJOKER FACEでいっぱいになっている。JOKER FACEから逃れられない感じになっている。なんか夢とかもディストピア多めになってきたし。

下記からは、「わたしの中の『JOKER FACE』」について語ってまいります。あくまで「わたしの解釈」でしかないのと、わたしは様々なJOKER FACEを聞いて生きる妖怪になっているので、みなさまの解釈もお聞かせいただけたら幸いです。

 

どうでもいい前提


いきなり話が逸れてしまうのですが、そもそものわたしの好みとして、

・荒廃した世界、いわゆるディストピアが舞台*1
・主人公の思いが強烈すぎる+一方通行(想い合っていなくてよい)*2
・想い人のために主人公がヒトでなくなる
・思いが行き過ぎるなどして時に世界を敵に回す

の条件が揃えば揃うほど狂ってしまいます。要素をある程度含むものでいうと、セカイ系の王道「エヴァンゲリオン」シリーズや、誰もが知る名作『ハウルの動く城』、新海誠監督の『ほしのこえ』、歪んだ友情が世界を巻き込む「魔法少女まどか☆マギカ」、物語シリーズ千石撫子が神になる回こと「恋物語」などです。未読ですが「最終兵器彼女」もそうですよね。若干ベクトルが変わるけど、「ライチ☆光クラブ」もわたしの中では該当します。そして、なんと言っても忘れてはならない「FAKE MOTION -卓球の王将-」。設定はトンチキですが、あれも島津の強すぎる想いで世界ごと変えてますね。卓球でヒエラルキーが決まる世界に──。

そしてJOKER FACEは(個人的には)すべて該当していると感じており、そんなの好きすぎるに決まっている。あくまでわたしの意見ですが、主人公が覚醒しなかったとしてもそう遠くないうちに人がいなくなるようなボロボロの世界を舞台に、もしかしたら始めは些細だったかもしれないきっかけから手を真っ赤に染めてしまった主人公が、自分はジョーカーであると気づくまでの心情が描かれている、というのがざっくりとした解釈です。

 

1番|鼓動を動かす信念と、心の奥に残った理性


まず全体を通した主人公の想いとしては「あなたのためなら、ジョーカーになることもいとわない」ということです。この“ジョーカー”をどう捉えるかでもまた意見が様々出そうですが、個人的には、ちょうど公開中である映画『ジョーカー』における“ジョーカー”にかなり近いのではないかなと思います。切り札や道化師、のようなポジティブなものではなく、連続殺人鬼、サイコパス(後述しますが、ソシオパスではなく”サイコパス”)的な面を持つ異常者、的な意味合いなんじゃないだろうか。

そんな常軌を逸した存在に、愛する人のためなら僕はなれるよ、というのが基本的な主人公の方針と考えています。つまり愛のためならなんでもする、「傷つけるもの全て壊してあげる」、ということですかね。

一方、「愛ゆえの行動」と自認する主人公に対し、序盤からすでに「信念に従い動く鼓動」のように、自意識とは異なる行動原理があることを示唆しています。

その結果として、冒頭からいきなり「気づけば真っ赤な血で染まったこの掌」と、最初からもう取り返しがつかないところにいる。しかし、序盤の主人公はまだギリギリで理性を留めているっぽく、もがいたり、泣き叫んだりと、自分のやったことを後悔していて、だからやり直した形跡のある「何回目のスタート」であったり、「絶対 Be alright(大丈夫)」といった想い人ないし自分への言い聞かせを経て、それでも前だけを見て進まんとする主人公の執念を感じます。さらに「こびりついた感触に首を絞められては」とある通り、後悔や罪悪感に襲われつつ、空っぽになった心身で想い人の笑顔だけは守ろうと、ジョーカーになる道を選んでいる──


いいぞ!!!!!!!!!!!!!!


素晴らしい。モブわたし、画面の外から大拍手。わたし一同から拍手喝采を捧げます。

1サビでは、「あなたの為なら Become a JOKER」「二人揃わない未来ならいらない ただそれだけが 闇の中見つけたDelight(喜び)」と、後述の2サビと比較するとまだきちんと想い人を見ているな、と思う。自認通り想い人への愛で動いているね、という感じ。

また、途中に入った英語部分、「My heart cried out with the voice of blood blood blood」は、「わたしの心は血の声で叫んだ」という意味なんですが、ただの声じゃないの。“血の声”なの。主人公の声、行動、なんなら感情も血で染まっている。彼がもし今後なにかを得たとしても、それまでに多くの血が流れている。圧倒的な誰かの不幸が、彼が歩む真っ赤な道を作っているんです。もう最初から。この曲が始まった時点で。……よすぎん? 叫んでるのが“心”なのもいいよね……。実際には叫んでないんだ……。心だけが泣いているんだ……。……よすぎん?

2番|道を踏み外した主人公の正当化とエゴイズム


2番。いきなり、歌詞、すごすぎます。

「あなたが泣いたから仮面をつけた 汚れた世界をその瞳に映したくない」。

想い人、泣いています。前後の文脈から推察すると、正直想い人は変わってしまった世界、変わってしまった主人公に嘆いていますよね。この時点で、主人公が望んだ未来は、想い人が望まなかった未来であることを突きつけられ、ドッと心が重くなってしまいます。こういうところで「愛し合ってなさ」が表れていて、主人公の想いだけが独り歩きしているというその“ズレ”に、再び心が重くなる。

そして、仕方なかった、邪魔をするから、動機は本能──と怒涛の言い訳。ったく、べらぼうによすぎるっつーの! もう理由変わってんじゃん! 途中から理由変わっとる! 最初は「あなたのため……」とか言ってたくせに! 結局途中から「だって邪魔するから」「本能がそうしました」って! 自分の中の破壊衝動に負けとる!


いい!!!!!!!!!!!!!!!


いいよ。いい。これはただのオタクの好みの話ですが、わたしはどちらかというと、「想い合ったふたりの願いがどう叶うか」のような“ふたり”の関係性ありきの出来事ではなく、「主人公がいまどんな気持ちか」みたいな、主人公の苦悩や葛藤にスポットを当てるタイプなので、これね、よすぎ。

JOKER FACE、2番からは極端に主人公の“エゴ”になっていくのがとってもよいです。そもそもJOKER FACEは、肝心の想い人側の視点が一切語られていません。これもどう捉えるかだけど、個人的には「そもそもコイツ(主人公)、自分の願い(=愛する人の笑顔、ふたり一緒になること)のことしか考えてないんだな」と解釈しています。だからこそ、「あなたが泣いたから」のような描写が超大切……。しかしこの涙も、絶望100%なのか、想い人も主人公をしっかり愛しているからこそ、変化に耐えきれなかった…… みたいな希望もわずかに含んだものなのか、悩む。(ん~ でも、絶望・恐怖100であってほしい!)(←邪悪すぎる)

消えることのない想いを胸に、死ぬまであなたのそばにいると語る主人公、2サビでは「どんな未来でも Together we alive(ともに生きよう) ただそれだけは 誰にも譲れない」と歌い、2サビではかなり言動が自己中心的に変化しています。その後の英文も「Stand in my way, and I will shout blah blah blah(邪魔をするならわたしは叫ぶだろう)」と、また「邪魔するなら」と言っている。もはや見えない敵と戦ってるね。

そして、「歪み始めのサイン 聞こえないふりするしかなかった」と、自分のなかの変化を自覚しつつも見て見ぬふりをしていたことを明かしています。いや~~~ 分かってんのかい! やっぱ自分に変化が起きてしまっていた自覚はあるんかい! ええぞ!!! 狂気と理性を両方持つ者が、狂気に大きく染まった時、これまでの行いを顧みて正当化せんとするさま、いいですよね。不意にハッともするんだけど、後戻りできないところまで来ているから、もう気づかないフリするしかない。走り切るしかない。やりきるしかない。

そんな2番の最後は、「全ての始まりはDelight」。想い人との関係で(もしかしたら主人公の独りよがりな)“喜び”があって、そんな歪んだ愛から始まったんだね、この物語は……。

2番は、主人公がエゴと狂気をとうとうと語りつつも、ごくわずかに後悔が顔を出していくので、大好き。主人公の表情が浮かぶ。すごい顔してると思う。

 

最後|残った“愛”、贖罪とともに生きる主人公の運命


「光と影が螺旋を描いて交わる舞台」から始まるいわゆるCメロ~落ちサビ、ここからはかなり明確に、主人公の意識が変わっています。2番までは、かろうじてかすかに理性が残っていたものの、ここからの主人公はいわゆる“認知が歪んでいる”ような状態と推察します。

途中、「狂想曲」というワードが出てきますが、“お祭り騒ぎ”的な意味合いを持つ「狂騒曲」ではなく、気まぐれな音楽、自由な音楽の方の「狂想曲」(カプリッチオ)。なので、恐らくですがもう“騒ぎ”になるような環境、世界ではない。それを裏付けるように、「残ったのは」「変わらぬ愛」とありますが、みんな。ここのパラグラフ。英語もちゃんと訳して聞きました?

「That day you cried」=「あなたが泣いたあの日」
「Only one truth」=「ただひとつの真実」

どうする? 動揺。「あなたが泣いたあの日に残ったのは、ただひとつの真実=変わらぬ愛」。たったひとつ、愛だけを残して全部なくなっていませんか? そんな、「かつて願った」、あなたと一緒になりたいという願いが実った「世界が僕を蝕んだ」? どうする?

願ったはずの世界がきっと理想とは異なっていたのであろう主人公、どこか後悔のようなものも抱えつつ、本格的に理性を失っている状態ですから、「全ては間違っていない」と自分を正当化し、「拒むから壊した」と無邪気さすらはらんだ持論を述べる。その後、わたしが最も好きな歌詞である「愛しさの贖いが 刻まれたMy Life」と続きますけれど、自分でも扱いきれず暴虐のきっかけになった彼の“愛”の代償が、彼の人生には刻印されている。まばゆい希望を持って未来へ歩む道など残されているはずなどなく、彼の残りの人生は贖罪とともにあるわけです。贖罪。わたしの好きな言葉です。

そして最後に、1サビと同じ歌詞をもう一度繰り返しますが、主人公が完全に変わってしまった状態だと、愛をベースにした願いの歌というよりも、罪を背負った絶望の歌に聞こえる。

かくして、自分が壊した世界を踏みしめ、主人公は「理想郷へ」向かっていきます。

ところで、まとめていて思ったけど、もしかして、もしかして、“残った”のは主人公が持つ「変わらぬ愛」そのものだけで、まさか、「拒むから壊した」のは、“想い人”という可能性ってここにありますか? そこになければないですか? ちょっと他店も探してみます。万が一可能性がそこにあった場合、ラスサビは叶わないハッピーエンドに想いを馳せては絶望する主人公の嘆きの歌になるね。いや~~~ コレ↑だとしたら、よすぎるな……。暴虐の限りを尽くしてすべて壊してきたのに、肝心の愛の対象は、もはや理想の形ではないんだ……。絶望しただろうな……。主人公、一生コレ繰り返すんでしょうね。主人公の理想なんて叶わないんだよ……。だってもう、それこそが贖罪じゃないですか。

果たして主人公は、いつから“ジョーカー”だったのか


ここまでベ~ラベラとわたしの妄想を脳から直接お送りしてまいりましたが、見出しの通り、果たして主人公は、いつから“ジョーカー”だったのか。

まず、歌唱部分ではないいわゆるセリフ的な箇所は、冒頭、終わり、1番&2番の1・2パラグラフ目の頭にありますが、「<>」で括られているものは主人公の心の声、冒頭と終わりの低音で囁かれる箇所は、どこかに潜むジョーカーの声と仮定します。

1番、2番の頭では、「<Who am I?>」=「わたしは誰?」と主人公が自問自答しています。たびたび印象的に登場するフレーズ「Become a JOKER」とは、本楽曲においては「ジョーカーになる/なっていく」という意味合いとお見受けしますが、1番より前、ジョーカーの声と仮定したイントロのセリフでは、「Just the way you are」=「ありのままのあなたで」と囁かれていますよね。

つまり、主人公は始めからジョーカーだった。もともと備わっていた“ジョーカー”に囁かれ、それが愛をきっかけに発露しただけ。“ジョーカーになった”のではなく、“ジョーカーだと気づいた”んじゃないでしょうか。

歌唱パートで暴虐の有り様が本人の口から語られたすえ、締めではジョーカーの声で「Who is the JOKER?」=「誰がジョーカーか?」が問われたあと、問いへのアンサーである「I am a JOKER」で本楽曲は幕を閉じますが、ようするに、最初からジョーカーだった主人公が、ついに、内なるジョーカーの存在に気づいた。

ただの青年がジョーカーになるまでの話じゃなく、ジョーカーがジョーカーだと自覚するまでの話だったんじゃ? っていう。むろん、あくまでわたしの捉え方ですが……。冒頭の注釈で「ソシオパス(後天性の社会病質者)ではなくサイコパス(先天性の精神病質者)」と書いたのは上記の推察が理由です*3。こうなると、少なくとも出だしの「Become a JOKER」は、「ジョーカーになる」よりも、「ジョーカーに“相応しい”」という読み方の方が正しい気がしてくる。(「Just the way you are」の「you」は、文脈的に想い人のyouじゃないと思うんだよな~。どう思います?)

ここまでの様々な読み(※妄想)を踏まえると、「歪み始めのサイン」は想い人への想いというか、見え方の変化かもしれないし、“気づかないふり”じゃなくて「聞こえないふり」なのは、奥に潜むジョーカーの囁きなのかもしれないな。なにもかもいいな……。

そして最後に、タイトルの「JOKER FACE」の「FACE」とはなんなのか? これもかなり意見は割れるでしょうし、その意見を全部聞いて全部に「それ!」と言いたいところですが、個人的には、次第にジョーカーとして覚醒する主人公の“顔つきの変化”みたいなことかな~と。つねづね、とにかく主人公の表情がありありと浮かぶ曲だな! と思って聞いており、理性や弱さ、後悔が残った顔から、愛だけを残した空っぽの顔に変わっていく、その変化そのものを表してたりするのかなと思っています。(あといまのこの時期にまっすぐ「JOKER」は、いわゆるSEO的に避けたいところなのでは、という情緒のない推測もあるが)

そんな、主人公の変化にあわせてタカシくん&シューヤくんの歌声も、後半になるに連れ切実さと荒々しさが増しておりありがたいし嬉しい。JOKER FACEって舞台1本観たあとみたいな疲弊感と満足感があります。一生聞いてるけど、そのたびMP減ってる。

つくづく、作詞家ってすごい。もちろん作曲家もすごい。作曲家のSILLY TEMBAさんは「Steal a Kiss」の作曲家さんです。どうりでオシャレだが鬼気迫るような音なワケ。SILLY TEMBAさん、わたしがこの曲で一番好きな音は「刻まれたMy Life」の伸びの和音です。ここ、ちょっとすごすぎます。

まとめ


久しぶりに魂を熱くさせる楽曲(※すべての楽曲に魂を熱くさせられているが、創作意欲の部分的な意味で)に出会えて嬉しい……。


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なお、友人のSeventh Heaven狂信者と話していたのは、「Seventh Heavenは狂わなかったハピエンルート、JOKER FACEは闇落ちルート」っていう。

Seventh Heavenの場合、Beautiful Chaserで一度命を落としながら、輪廻転生してもう一度想い人のところに行き、「この心 捧げよう 君が救ってくれた」「この運命は 離さない 君が笑ってくれるなら」と、笑顔を求めて=希望に向かって砂漠をひたすらに歩く話。JOKER FACEは、そんな愛がいきすぎてしまった主人公の償いの話。


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超特急がたまにやるファンタジーは、超特大の感情やネタをぶっこんでくるので本当に目が離せないよ……。Jesusとかもブログにしたいなと思ったりもしたんですが、当時のあの考察&知識が飛び交うタイムラインのなにからなにまで覚えているはずもなく、あと個人的には感動するほど好きな考察だが、ここでは書きにくいみたいな内容*4もあったりして、6年も経った。Jesusってそんな曲なので、ぜひ考察とか見つけてみてほしいです。

超特急さん。いまくらいの頻度でもよい(2年に一度とかだと嬉しい)ので、定期的に我々の創作意欲をめちゃくちゃにしていただけたら幸いです。

そんなわけで、わたしはこれからJOKER FACEの解像度を高めるために、まずは「最終兵器彼女」を読んできます。


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「JOKER FACE」はこのCDに収録されているよ

AwA AwA (通常盤/初回プレス)

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完全生産限定盤はライブ映像も入っているよ

 

 

*1:AKIRA」とか「天国大魔境」とか「咎狗の血」とか……

*2:余談ですが、この「想い合っていない方がかえってよい」という好みに気づかされたのは、新海誠の『秒速5センチメートル

*3:ただし、一般的に“サイコパス”に比べ“ソシオパス”は衝動性が強く感情のままに動いてしまう特性を持つのだそう。まあこの世界にはもはやサイコパスとソシオパスを区別する理由などないと思うが……

*4:そもそも「Jesus」って愛、金、夢を他人から求める話(最終的には与えているけど)であり、タイアップ元になったドラマ「ヒモメン」も、名前の通り女性に寄生して生きる男性の話だから、性と切り離せない曲ではある、という。